モリンダ・シトリフォーリオのフルーツジュースの歯肉炎、歯周病への効果

2013年に4月25日に受理されたドイツのハンブルグ臨床大学の薬理と毒物の臨床実験施設が発表した論文をご紹介します。

モリンダ・シトリフォリオのフルーツジュースの歯肉炎、歯周病への効果

抄録

世界中の多くの人々が歯肉炎や歯周病に悩んでいます。この疾患は歯垢中のいくつかの種類の細菌が炎症が原因で引き起こされます。今回の研究は実験室と臨床の療法で行われました。臨床実験に参加した被験者はノニ群とコントロール群に分けられました。
両群とも歯肉炎や歯周病に罹患してい患者で、口腔内の衛生状態を良好にする為の一定の演習が導入されました。ノニ群の患者はそれに加えて1日2回のノニジュースのマウス・ウォッシュを実施しました。歯肉の出血指標(PBI)が両群の炎症状態の比較の評価として使われました。被験者の歯肉ポケットから同定分離された細菌はノニ・ジュースに抗菌的な効果が有るかどうかについて実験するために使われました。

ノニグループの歯肉の出血指標(PBI)は、術前には平均2.25だったものが、4週間後の術後には1.01になりかなり改善しました。それに比べて、対照群では術前の平均値が2.11だったものが、術後に1.95になっただけでした。歯肉の出血指標を用いた評価では、ノニ群の方が対照群に比べ明らかに改善が見られました。
被験者が濃度を変えてオリジナルもしくは中和されたノニジュースで治療を受けた後、歯肉ポケットから好気性菌、嫌気性菌、カンジダを寒天培地で培養してみましたが、静菌力はわずかでした。

高濃度のノニジュースでは、わずかな静菌効果が見られましたが、中和したノニジュースでは逆に増殖しました。今回の調査から、歯肉炎や歯周病を、良好な口腔内の衛生管理とノニジュースの治療を組み合わせて管理するのは、とても有効性が高いことが分かりました。ノニジュースを歯周病治療に加えることで、歯肉の炎症はかなり軽減します。

(中略)

考察

この研究の考察で、ノニジュースの静菌作用はそんなに強くなかったが、さらに低PHのノニジュースを中和すると、完全に静菌作用が失われるので、この静菌作用はノニジュースの中の成分でなく、その低いPHによる可能性が有るとしています。
また、ノニジュースのうがいを1日2回したノニ群でも、口腔内の細菌叢や細菌の量の変化はなかったとしています。

ノニジュースに強力な抗菌性が無いのにもかかわらず、歯肉炎や歯周病が改善したのは、ノニジュースの持つ、抗炎症作用による所が大きいとしています。抗炎症作用のメカニズムは、COX-2, TNF-α, IL-1α (β), IL-8 and IL-6などのサイトカインの抑制や炎症の引き金として重要なブラジキニンのレセプター拮抗作用などがあげられます。その結果、ノニジュースの影響で宿主の免疫機能が変化し、上皮の再形成が行われ、炎症の兆候が鎮静化される可能性が有ります。

PGE2, IL-1β and TNF-α 等の炎症の伝達物質分子が、ノニジュースによって抑制される可能性があります。またノニジュースはメタロプロテイナーゼ(MMP-9)の活動性を抑制するという十分な証拠も上がってきています。

ノニジュースが細菌叢の量や質に変化を与えずに炎症抑制効果が有るという事実は、一卵性の双生児の結果からも支持できます。その双子の被験者は同じようにプラーク誘発性でない歯肉炎を持っていましたが、ノニで治療した一方の被験者は対照群で治療したもう一方の姉妹に比べて明らかに炎症が抑制されました。

NSAIDや、低用量のドキソサイクリン等をMMPの活動性を減少させる目的で用いたり、破骨細胞の活動性を抑制するような、炎症を抑制する薬物を使った歯周病治療は再考されるべきです。こういった薬物には重大な副作用を引き起こす可能性が有ります。副作用のないノニジュースで炎症を抑制する事が出来ればNSAIDSの投薬を減らすことが出来るでしょう。

歯周組織の退行性病変に大きくかかわるMMPsの活動性も、ノニジュースで減少させることが出来るでしょう。これらの基礎的な発見は更に研究されエビデンスを得ていく必要が有ります。

(翻訳文引用終了)

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