削る歯医者から最後の伝言

 

ちょっと思うところが有って、ある実験をしてみる事にしました。

実験の動機はこの気持ちを隠し通す事が出来なくなったからです。

もう心のハードディスクの容量が一杯で、これ以上保存不可能になって来ました。

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正直に言います。今回の実験では「削る歯医者人生」に幕を閉じる代わりに「好きな事をする」実験をしてみようと思います。

私は「歯を削るのが大嫌いです」。理由は後ほどお話します。でもいままでは、色んな理由を付けて「歯を削る事」を止められずにいました。

その理由の一つひとつはまるで自分の意思とは関係なく、憑依してきた亡霊のように自分では決して祓えないもののように感じていました。でもそれは全く見当違いな思い込みだった事を最近ようやく理解しました。

この世の中に自分の意思とは無関係な事など存在していなかったのです。この世の中心は私たち一人ひとりです。そして自らの意思でこの世に起こる現象の全てを作りだしている。

「そう私たちは創造する存在。」

今回の実験はこれが本当かどうか、実感を得るのが目的です。

今後は削らない歯医者を目指し、好きな事をして生きていく実験です。

ところで好きな事って何するの?

以前の私なら、「自分には何の取り柄も価値もない〜」なんて泣き言を言っていたと思います。でも最近は「人は有るがままでで完璧♪」が自分の中では当たり前な事になっているので、今は自信を持ってこんな宣言をしたい気分です。

「好きな事をやってみます!」(「削る歯医者の遺産」という内容の本を書く。)本心・本性・本音を素直に生きてみようと思います。

囚われの枠を超え本来の自分の人生を生きる実験をしたいと思います。もちろん「そんな事して本当に大丈夫?」という周囲の声も気にならないと言ったら嘘になります。

でも、先日ジョンディマティーニの翻訳者で白川神道の言霊師の染川 瀬乙さんのワークショップで、この実験を後押しするストーリーを伺いました。

あなたにも役立つと思うし、実験の趣旨をご理解頂くのに、ピッタリなお話しなのでちょっとシェアいたしますね。

さあ実験の始まりです!

 

 

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瀬乙先生は、後先考えずに好きな事をやって「スッと」生きていく事を推奨します。

瀬乙先生はある個人セッションで、クライアントさんの今一番好きな事を聞いみたそうです。

そのクライアントさんは「小説を読む事」と答えたそう。小説を書くならまだ分かるけど、読む事と言われてもね〜というのが、一般的な反応でしょう。

でもそこは瀬乙先生さすがです。

そう聞いて、「そうしたら、1ヶ月間ずっと小説を読み続けたらどうなるか、実験してみて下さい!」と、クライアントさんに伝えたそうです。

クライアントさんも素直だったし自営業だったので、とりあえず1ヶ月間は仕事を殆どキャンセルして、小説を読む事に集中してみたそうです。

そして1ヶ月後どうなったか?

そのクライアントさん、仕事は月に3日だけしたそうですが、何と収入が上がったそうです。

そのカラクリは小説を読む事で直感力が冴えたので、仕事をしている時の閃きが半端なく来て、それが元で大きな収入に繋がったそうです。

その話を聞いて私も単純なので、その実験してみよう!と思ったのがきっかけでした。

実験の手順

 

実験の手順としては以下の通り

1、まず1ヶ月間極力好きな事をしてみる

→私の場合は救急を要する時以外はなるべく歯を削らないようにして、「削る歯医者の遺産」の執筆活動をする

 

2、向上の道(無駄な努力の悪あがき)を避け、力をも入れずして天地を動かす」つまり好きな事をして本来の自分に帰るという向下の道を辿ってみる。

3、この状態(本来の自分)が当たり前だと思う、意識状態を拡大する

4、この世に起こってくる事象を観察し記録に留める

5、たとえ一見マイナスに見える事であっても、全て自分を成長させる為の糧である事を理解し、感謝の気持ちを持って大局を見通し人生を生きてみる。

 

実験の手順としてはこんな所でしょう。

 

天命を生きる

 

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自分は飽きっぽい性格です。でもブログで自分が知り得た事を皆さんに伝えようと決めてから、途中で休みがちになった時期もありましたが、かれこれ4年以上も記事の更新を続けてくる事が出来ました。

私の名前は知るの下に日がつく智に子を付け、智子と書きます。そう、知り得た事に日を当てるのは正に私の天命!ちょっとおおげさかもしれませんが今後はその天命を生きてみたい!と思っています。

だから、歯を削るのを徐々に止め、空いた時間で今まで臨床で経験した事や、自分の人生の葛藤を文章にしてまとめてみる事にしました。幸いな事に書く事は大好きです。「ずっとブログ書いていて良いよ~!」と、言われれば1日中書いていられます。

でもそれを書いでも、生活して行ける自信なんてどこにも有りません。でもそれ以上に私は実験好きなので、この結果がどうなるのか知りたいのです!

という訳で、歯を削る事を緊急以外に極力しないようにして「削る歯医者の遺産」(仮タイトル)をまとめてみる実験を始めます。

(仮)削る歯医者の遺産★目次

この本をお読みいただくと、次のような事がご理解頂けます。

1、歯科領域のお悩み解決へのヒント

・虫歯にならない為の自然の法則

・歯並びが綺麗なお子さんを育てる為の自然の法則

・歯周病を防ぐ自然の法則

・本当は怖い歯科治療の裏側情報

「フッ素編」

「キシリトール編」

「根の治療編」

「歯科材料編」

2、女性としてキャリアを四半世紀追った末に見えてきた事

・「女性も手に職を!」に囚われた25年間

・あなたを騙す偽の価値観

3、血液観察から見た健康的な食事

巷には食に関する情報があふれていますが、

本当に血液をきれいにして健康的な食材って何だろう?

→血液観察を元に視覚的に現代栄養学を紐解きます。


少しでも皆様のお役に立てたら、とても嬉しいです。

 

エピローグ

 

「うさぎ型の人は、

うさぎのようなペースで生きるのがいい。

うさぎのような能力を発揮するだろう。

かめ型の人は、

かめのようなペースで生きるのがいい。

かめのような能力を発揮する。

世の中には、さまざまな能力がある。

なぜかといえば、

さまざまな能力が「必要だから」である。

さまざまな能力が活動することによって

社会は成り立っている。」

(斎藤 茂太さんの名言)

私の職業は歯科医師です。歯科医師になってから四半世紀以上が経ちました。25年以上毎日歯を削って一つ気づいた事があります。それは、「自分は歯を削る歯医者が嫌いだ!」という事です。

皆さんも初対面の方に出会って、その方の職業が「歯医者」だと分かった時にこんな事を言った事が有りませんか?

「歯医者さん嫌いです。」

「歯を削られるのは苦手です。」

私は初対面の方から今でも良くこんな事を言われます。それにしても何も知らない初対面の人に「嫌い!」というラベル付けをされる職業ってそうそうないですよね。そういう意味から言っても歯医者ってとても稀有な職業ですね♪。

そんな私もあなたと一緒で歯を削るのは嫌いです。なぜ嫌いかって?以下にその理由を2~3挙げてみますね。

・治療では虫歯は治せない
例えば以下の写真は5歳の男の子の口腔内の初診時の状態です。緑の丸で囲まれている部分は1年ほど前に、上下の奥歯共に神経を取り冠をか被せる治療を受けました。


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お母さんによれば泣き叫びながらの治療でもうそれは大変だったそうです。勿論治療した歯医者さんも心の中でこっちが泣きたいくらいと思ってたかもしれません。

でも1年後治療した歯の冠はポロっと取れ、割れてしまい、後は抜くか、放置するしかないようなボロボロの状態になりました。

しかしながら、反対側のピンクの丸印の部分は幸か不幸か、男の子も治療が嫌になって、1年間放置した結果如何でしょうか?歯の原形を止めています。

おそらく口の中の環境は同じですので、左右の同部位の歯は同じような程度の虫歯だったと思います。しかしながら、治療した緑丸の歯はボロボロ。逆に治療しないで放置したピンク丸の歯は形を留めていた。

そうなんです。治療では虫歯は治せないんです。それどころか治療した方が、早く歯がダメになっていくというケースを今まで沢山診てきました。

・歯列矯正は「万物流転」自然の摂理に反する治療
歯列矯正の治療を開業後ずっと続けてきました。もちろん成長過程にあるお子さんに対して治療的な介入をする事で、成長方向にとても良好な影響を与える事が出来、満足のいく結果が得られた症例も多くあります。
しかしながら、それと同じくらい治療後に完全でないにしても後戻りして、一体何の為に治療をしたのか?と、余り意味を感じられない症例も有りました。

実際私自身も、下の前歯の軽度の歯並びの崩れを、歯を少しずつ削ってサイズを小さくして、矯正治療で歯並びを整えました。しかしながら、後戻りを抑えるリテーナーという装置の使用が煩わしくなって、見事に治療前の状態に後戻りしました。

つまり目先の歯並びを治すために矯正力をかけて整えたところで、「森羅万象万物は流転する」という自然の摂理と喧嘩するだけで、あまり意味を為さない場合もあるという事です。

・患者さんに治療の時に痛い思いをさせる事がある
特に小さいお子さんを大泣きさせながら治療するのは、胸が張り裂けそうになります。こんな事を生業にしている私は前世に何か、カルマでも背負っている?なんて思った事も有りました。

そんな思いをさせて治療しても先に挙げた1の症例の様に、口腔内の環境が変わらなければ必ずと言っても良いほど、もっと虫歯が進んで壊れてきます。

ですから最近は小さいお子さんを泣かせてまで、治療をやる意味をほとんど感じられなくなっていました。

如何でしょうか?まだまだ「歯を削る歯医者が嫌い」な、沢山の理由が挙げられますが、この位にしておきますが、ともかくこうした事に気づいて行くにつれ、私はどんどん歯を削ったり、歯並びを機械的に並べる歯列矯正などの歯科診療に意味を見いだせなくなって行きました。

でも私はこうした事に気づいてもなお何年間も、「削る歯医者」をずっと続けていました。何故嫌いな事を何年も続けたのか?

その理由はまたお話ししますね!

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コメント: 1
  • #1

    Atsuko Jeffreys (日本名・牛丸敦子) (火曜日, 27 12月 2016 16:22)

    先生と同じ方針で治療をされている歯科医院を、どなたか東京都(できれば中西部)でご存じありませんか?

    最近までアメリカに住んでおり、そちらで歯科治療について学んだことが、先生の主張されていることと全く同じでした!きっかけは私と息子の歯の状態が急速に悪くなり、普通の歯科医院での治療に疑問を抱いたことです。歯に穴があいたので、大きく削ったために神経を取らなければならなくなり、その時に口中全部治療したはずなのにその2週間後にまた穴があいて、歯科医院に行くと、また「削りましょう」となりました。それで危機感を覚え、食生活を改善する方針について勉強し、実践したところその穴はふさがりました。
    帰国後、良い食生活は続けているつもりですが、また虫歯ができたので、先生のようなお考えの医院にかかりたいのですが、東京都の西部に住んでおり、とても先生の医院までは通えません。「なるべく削らない」と謳う医院は多いですが、同時に「高濃度フッ素塗布」が絶対と言われます。
    どこか良いお医者様をご存知でしたらぜひご紹介ください。どうぞよろしくお願いいたします。

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